日本には病気の知識があふれています。医療者が社会に医療知識を広めて来なかったために曖昧な知識が広まり、過剰な恐怖を抱かせてしまっていることが大きな要因です。私たちは「自分が知っていること」で未来を実現し、「知らないこと」を実現できない脳のシステムを持っています。だからもう、病気の話はいいですね。病気にならない話より、健康の知識を増やしましょう。

栄養療法、運動療法、遺伝子療法、整体、マッサージ、キネシオロジー、ヨガ、気功、太極拳、座禅、レメディ、アロマ、自然療法…など、予防と言われているものは数々ありますが、これらはすべて体の細胞に働きかけをする予防です。予防は健康であるために必要な知識を学ぶこと。ここでは内面(心)から体にアプローチする予防についてお話します。

 

 

 

 

江戸時代までの日本人は「世界で稀に見る健康体」と「崇高な精神性」を持っていたことをご存知でしょうか?馬よりすごい日本人、死を恐れない日本人と言われ、未だ日本人の摩訶不思議な性質は外国人にとって理解し難いようです。そして健康を見直し始めた昨今、Japanese cultureが世界から注目されています。こんな小さな島国の住人がなぜなのでしょう?遡れば江戸時代、平安時代、弥生時代から、私たちが引き継いでいる特質が健康に深く関わっています。日本人が健康を取り戻すカギは、私たちの心の中にあります。

 

 

 

 

 

 

 

西洋医学は日本人に、心と体を切り離して考えることを教えてくれました。そのため殆どの人は自分自身が分離し、病気の原因が他人事のようになっています。また日常で生じるストレスも、他人や環境に原因があるように捉えてしまう習慣ができています。自分が自分の中心にいない…。漠然とした不安や不満を感じていませんか?病気は自分自身との不一致で起こり、健康は自分自身を取り戻すこと。自分自身と仲良くなることが健康になる道です。

 

 

 

 

 

 

 

これだけ多くの病気が発生しているいちばんの原因は、人間関係による疲弊です。私たち日本人は根っこに「一つで在りたい」という想いを持っているため、資本主義経済や物質的社会に疲れてしまうのです。優劣や勝ち負けをつくってしまうからです。そして耐え切れなくなって依存へー。それが昨今の介護被害者や延命治療被害者につながっています。「病気はお医者さんに治してもらう」という考え方から、ひとりひとりが自立した考えを持ち予防を心がけることが、心と体を健全な状態に導きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

一つでありたいという性質の日本人にとって、家族は生活の基盤であり人生の基盤です。弥生時代の日本は家族を非常に重んじていて、とても仲が良く健康で100歳まで生きたといわれます。そのため患者本人だけに行う健康指導や自己管理指導はまったく不十分です。いくら決心しても家に帰ればいつもの家族関係があり、ついいつもの自分に戻ってしまうのです。予防は家族ひとりひとりが自立できるよう、まるっとみんなで行うのが理想です。一家のかかりつけナースが全国に広がり病気や介護を予防します。

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは日本人であり、地球人であり、宇宙人。人や事象や物質に依存するのをやめて、心の自立を図ると共に、自然や宇宙とつながる精神的成長を図ります。人間はエネルギー体。病院で体を調べるとき、心電図や脳波やMRIで電子を調べているのをご存知でしょう。自然界や宇宙もすべてエネルギーでつながっています。日本人は四季の移ろいや旧暦の生活から多くを学び、人間が自然の中の一部として循環していることは、遺伝子(DNA)に刻み込まれています。

 

 

 

 

 

私たちが全人的に「人」を学ぶとき、心や体がどのように成り立っているか根幹を知り、今の自分を知ります。なんか、わくわくしませんか?私たちの体には昆虫だった頃や、魚だった頃の形跡が残っていますよ。「人」を医学的に見て、心理学的に見て、物理学的に見て、ようやく自分の根拠が見えてきます。予防は長い長い時間軸とともに人間を知り、未来を予測して、今の自分に還ってきます。