「やっぱり看護師になってよかった」心から思えるナースになろう

看護は好きだけど、勤務が辛くてもう限界…というナースが少なくありません。
平成12年度に看護協会が行った調査では、勤務看護師の約7割が慢性疲労症候群でした。
その後うつ病など精神疾患が増え、さらに厳しい状況になっているのではと思います。
さまざまな要因がありますが、では、「あなたの理想の看護」はどういう仕事でしょうか?

 
現状、看護師のほとんどの労働時間は治療の補助に充てられてしまっています。
点滴、採血、配薬、処置、手術の準備、術後の準備、観察、記録、処方箋の処理、検査データの処理…
これらは本来医師の仕事ですが、代わりに看護師が行なっているだけのこと。
そして清拭、食事介助、環境整備、移動介助、栄養指導など、実は看護師でなければできないことは、何もないのですね。

 
では、私たち看護師の役割はどこに…?
看護は行動で示せるものではありません。
看護はもっと高次元で、全体を包括してバランスを取るジェネラリストです。
関わりを通して、その人を癒し、励まし、育てる教育者であるべきなのです。

 

看護の本質とは

看護師は単に日常生活のお世話をする人ではありません。
フローレンス・ナイチンゲールやヴァージニア・ヘンダーソンが看護を定義したのは100年以上も前。
1800年代は世界中で戦争が起こり、1900年代は世界中で哲学が発展して、さまざまな事柄が定義され直しました。
ところが看護は150年前のまま・・・

 
迷ったときは先人たちが答えを示してくれています。
けれども私たちは進化しなければなりません。
過去の偉大な人たちが残してくれたものを現代で活かせるよう、創造していくことが次世代の仕事です。
ナイチンゲールやヘンダーソンの時代にはまだ「こころ」の学問が発展しておらず、きっと言葉にできなかったことがあると思います。

 
単に日常のお世話をするのではなく、日常のお世話を通して“何かをもたらすこと”を看護と言いたかったのではないでしょうか。
まるで政治家のように戦場で振舞っていたナイチンゲールですが、最期の瞬間を迎える兵士たちはナイチンゲールに向かって「お母さん…」とつぶやいたそうです。
看護師は治療者ではない。
何かもっと別の、高貴な役割が看護師にあるように思います。

 
そこでWellnessナースでは、『看護の本質』を定義しました。

 
看護は場所を限定されることなく、その人の暮らしと共にあるもの。
病気が悪化しないよう、未病のうちに快方できるよう、専門的知識と判断でもって人に関わることが看護です。
そしてWellnessナースは「こころの健康」「からだの健康」「社会的健康」を実現できるよう関わる予防ナースです。
新しい看護の世界を共につくっていきませんか。

 

 
『看護の本質は“関わり”である』~理想と現実のギャップとは~

 

 

 

 

 

「病気になる人が減らない現実!」看護師がモヤモヤする医療の矛盾!③

 

 

 

 

「看護の二極化。あなたはどっち?」特定行為研修と予防看護

 

 

 

 

 

 

山咲凛子 1967年生まれ
Wellnessナース/NLPマスタートレーナー
看護師22年、コミュニケーションスクール主任講師10年。女性が自分らしく生きるためのコーチングや起業支援の経験を活かして、健康/予防を目的に個人活動を行う。受講生約400名、女性セラピストトレーナー150名育成、セッション数4000件から導き出した独自のセオリーを持つ。ナースサミット主催、Wellnessナースビジネスプログラム主宰。
主な情報は8年前から書き綴っている、看護師向け無料メルマガ【心と身体のStudyMail】にて。

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